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Windows 11の新しい「フォト」アプリが提供開始 ~Windows Insider Devチャネルでテスト【9月29日追記】

BetaおよびRelease Previewチャンネルでも利用可能に

「Windows 11」に合わせてリデザインされた新しい「フォト」アプリ

 米Microsoftは9月16日(現地時間)、「Windows 11」に合わせてリデザインされた新しい「フォト」アプリを「Windows Insider Program」のDevチャネルで公開した。同社の最高製品責任者を務めるPanos Panay氏が自身の「Twitter」アカウントで予告していたものだ。

 新しい「フォト」アプリはWindows 11のビジュアルデザインに合わせて再設計されており、ウィンドウの角が丸くとれているだけでなく、いたるところに「Mica」(雲母)マテリアル効果が使われている。重なったウィンドウの不透明度に微妙な違いを設けることで視覚的な階層を形成し、どのウィンドウにフォーカスされているのかをわかりやすくしたものだ。タイポグラフィのスタイル(太字)やテーマごとにカラーパレットも見直されているという。

「Mica」(雲母)マテリアル効果

 また、メインコンテンツとなる写真を中心としたデザインになっているのもポイント。コンテンツは端から端まで美しく表示され、アップデートされたツールバーはなるべくコンテンツの鑑賞を妨げないよう、必要なツールがコンパクトに収められている。ビューワーの下部には「フィルムストリップ」と呼ばれる新しいコントロールが配置され、他のコンテンツへの移動を容易にする。同じウィンドウで複数のコンテンツを比較できる新しい「マルチビュー」が搭載された点にも注目だ。

コンテンツは端から端まで美しく表示され、アップデートされたツールバーはなるべくコンテンツの鑑賞を妨げないよう、必要なツールがコンパクトに
新設された「フィルムストリップ」と「マルチビュー」で複数のコンテンツを扱える

 「写真」アプリのほかにも、Windows 11では「Snipping Tool」、「Windows 電卓」、「アラーム & クロック」アプリのアップデートが予定されている。これまではDevチャネルでしか試せなかったが、同日より「Windows Insider Program」のBeta/Relese Previewビルドでの提供も開始されている。

[9月29日編集部追記] 新しい「フォト」アプリが、「Windows Insider Program」のBetaおよびRelease Previewチャンネルでも利用可能になった。