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「Microsoft Teams」のTogether モードを参加者全員で統一できるように

Microsoft、2022年5月アップデートを発表

「Microsoft Teams」の2022年5月アップデート

 米Microsoftは、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web)の2022年5月アップデートを発表した。同じシーン(背景)を共有してミーティングの一体感を醸し出す「Together モード」が強化され、主催者やプレゼンター側からメンバー全員のシーンをコントロールできるようになった。

 ミーティングに参加しているメンバー全員で「Together モード」を開始するには、まずビデオ会議画面左上の[表示](ビューを変更)ボタンで[Together モード]を選択する。すると、ミーティングビューが「Together モード」に切り替わり、左下に[シーンの変更]ボタンと[この全員のビューにする]というチェックボックスが現れる。あとは好みのシーンを選択し、[この全員のビューにする]チェックボックスをONにすればよい。すべてのメンバーに選択した「Together モード」シーンが適用され、その旨を通知するメッセージが表示されるはずだ。

[この全員のビューにする]チェックボックスをONに

 そのほかにも、会議をスケジュールする際、自分の状態を他のユーザーに対しどのように表示するかを設定できるようになった。これは「Outlook」と同様に「空き時間」「仮予約」「取り込み中」「他の場所で仕事中」「不在」の中から選択可能。

「Outlook」と同様、表示状態を「空き時間」「仮予約」「取り込み中」「他の場所で仕事中」「不在」の中から選択可能

 また、チャンネルでメッセージ投稿を作成する際、投稿に「@team owners」を追加することでチームオーナー全員にまとめてメンションを送れるようになった。オーナーがだれかを調べ、それぞれにメンションするよりも簡単だ。