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「ATOK」の入力・変換精度を集合知で改善! ジャストシステムが誤変換結果を投稿してくれるパートナーを募集開始

「ATOK変換改善パートナー」になって「ATOK」の精度アップに貢献

「ATOK変換改善パートナー」

 (株)ジャストシステムは11月24日、日本語入力システム「ATOK Passport」の入力・変換精度を向上させるプログラム「ATOK変換改善パートナー制度」を開始した。同日より「ATOK Passport」契約者を対象に、専用ページにてパートナー(開発協力者)を募集している。

 「ATOK Passport」は、常に最新の「ATOK」を、最大デバイス10台まで利用できる定額サービス。今回の「ATOK変換改善パートナー制度」は、ATOK開発チームとともに「ATOK Passport」の品質改善に取り組むパートナーを募集し、本制度の賛同者と一緒に「ATOK」を成長させていくというものだ。

 最初の取り組みとして、専用フォームから「入力した読み」、「誤変換結果」、「期待した変換」などを報告。ユーザー環境から集まった情報をATOK開発チームが分析し、抽出した日本語の特徴を「ATOK」に反映させることで、改善結果をユーザーに還元する。

ユーザーとともにATOK変換エンジンの精度を向上

 パートナー募集の背景について、同社は『今年で40周年を迎えたATOKは、「かしこい日本語」変換を実現するため、時代ごとの言語に合わせ進化してきました。近年は、話し言葉を入力する機会や文字によるコミュニケーションが増加しています。時代に合った変換を実現するには、日頃ATOKを利用しているお客様からの情報が必要不可欠と考え、品質向上に取り組んでいただけるパートナーの募集を開始いたしました』と説明している。