やじうまの杜

買い切り版の「ATOK for iOS」「ATOK for Android」は10月31日でサポート終了

ATOK Passport版の「ATOK for Android」は引き続きサポート対象

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買い切り版の「ATOK for iOS」「ATOK for Android」は10月31日でサポート終了

 (株)ジャストシステムのスマホ向け日本語入力アプリ「ATOK for iOS」と「ATOK for Android」のサポートが、10月31日で終了すると話題になっています。

 ただし、ATOK Passport版の「ATOK for Android」は今後もサポートが継続されるほか、サポートが終了してもアプリ自体は継続して使用できるようです。でも、バージョンアップは行われなくなり、辞書の更新や不具合の修正は期待できなくなります。

 私のような買い切り版「ATOK for Android」のユーザーにも結構ショックな事態ですが、ATOK Passport版がなく、代替手段のない「ATOK for iOS」ユーザーはもっとショックでしょう。フラワータッチ入力に慣れた指先をどうしてくれるんでしょう。

 おもえば、ATOK Passportが開始される前からのユーザーなので付き合いは10年以上。初期のAndroidに搭載されていた日本語入力アプリは貧弱で、デスクトップ版で長年の蓄積をもつ「ATOK for Android」の足元にも及びませんでした。使っていない人を見るとひそかに優越感を感じていたものです。

慣れると快適なフラワータッチ入力

 世間には浸透しなかったフラワータッチ入力ですが、慣れると指を離さずに濁点や小字を入力できて快適なんです。でも、最近は子供に与えたAndroid端末で日本語を入力する際にもたつき、父親のデジタル威厳を低下させる要因になっているため、通常のフリック入力を練習中でした。

 最近はAndroidの「Gboard」アプリも精度をあげ、だいぶ快適に入力できるようになっています。ATOK Passportに課金するか、悩ましいところです。課金しちゃおうかなぁ。デスクトップ版の「ATOK」も使えるし。そういえば、最近WindowsのIMEが固まったりするし。月額330円だし。