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新機能「ATOKパーソナライズドコレクト」搭載の最新「ATOK for Windows」が提供開始

ユーザーの入力傾向に応じて入力ミスを自動修復してくれる

「ATOK for Windows(ATOK Passport)」のTech Ver.34が提供開始

 (株)ジャストシステムは2月1日、日本語入力システム「ATOK for Windows(ATOK Passport)」の次期バージョンTech Ver.34の提供を開始した。料金は、「ATOK Passport [プレミアム]」が月額660円、年額7,920円で、「ATOK Passport [ベーシック]」が月額330円。

 Tech Ver.34では、ユーザーの入力傾向に応じて入力ミスを自動修復する機能「ATOKパーソナライズドコレクト」が新たに搭載。この機能は、使い込むほどに“わたし”の入力傾向にあわせた入力ミスの自動修復を行えるようになる。

 例えば「keiaai」という入力ミスをしても、ユーザーの過去の入力履歴を照合して傾向を判定し、「けいさい」や「けいざい」に修復可能。

 また、「ATOK Passport プレミアム」限定機能として、普段利用しているメールソフトなどでよく使う定型文を簡単に収集・活用できる機能「ATOK@ブンコレ」を搭載している。メールやビジネス文書で頻繁に使う文章を定型文として登録し、アプリケーションを問わずにすぐ呼び出すことが可能。

 定型文を利用するときは、ATOKで[@]キーを入力して選択する。また、登録する文書はATOKクラウド文章校正と連携し、誤った表現のまま繰り返し使うことを防ぐ。

「ATOK@ブンコレ」に定型文を登録

 また、各種ツールを含め「ATOK Passport」に搭載するアプリケーションがWindows 64bitにネイティブ対応した。ユーザー辞書、省入力データ、お気に入り文書などをどのパソコンでも常に使える「ATOK Sync AP」や、辞書ユーティリティなどの各種機能を快適に利用できる。

 これにより、Windows 10の32bit版(x86環境)では動作保証外となる。もちろん、Windows 11/10の64bit版(x64環境)上であれば、32bitアプリケーションへの入力が可能だ。