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「Windows 11 バージョン22H2」環境の日本語音声認識の問題は解決 ~Microsoftが公表

プレビュー更新プログラム「KB5026446」の適用を

「Windows release health」におけるアナウンス

 米Microsoftは5月24日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」環境で日本語および中国語の音声認識が途切れる問題を解決したと発表した。

 この問題は、2023年2月の非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5022913」およびそれ以降を適用した環境において、一部のアプリで特定の単語を認識できなかったり、入力を受信できないことがあるというもの。音声認識や[表現]キー、手書きなどの入力方法が影響を受ける。アプリで「Windows.Media.SpeechRecognition」の「Speech Recognition Grammar Specification」(SRGS)を用いた音声認識を用いた場合にのみ影響し、アプリがオフライン音声認識を使用している場合に発生しやすくなる。

 問題を解決するには、2023年5月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5026446」を適用すればよい。トラブルに悩まされている場合は試してみるとよいだろう。

 なお、この更新プログラムは日本時間6月14日に実施が予定されている月例セキュリティアップデート(パッチチューズデー)に先駆けて配布されているテストパッチなので、問題のない環境や、運用で問題を回避できている場合は無理して適用する必要はない。