「TweetDeck」派生アプリは存続困難か ～「Tweeten」は更新終了、「MarinDeck」も動作不能に

　新しい「TweetDeck」がリリースされ、一部環境で旧版が利用できなくなったり、強制的に新版への更新が行われていることをうけ、「TweetDeck」ベースのアプリで開発終了のアナウンスが相次いでいる。

　Windows環境で人気を博していたクライアントアプリ「Tweeten」は、プレビュー当時から新しい「TweetDeck」に対応しない方針を明らかにしており、それに変更はないようだ。開発チームは現在、「Netflix」にコメントを付けるアプリに注力しているとのこと。

Twitter is forcing the new TweetDeck on everyone and making it a Twitter Blue feature which means Tweeten will no longer work. I don’t plan on updating the app as I previously announced :’)

anyways go download this new app me and my friend madehttps://t.co/QGTqHtZCzW

— Tweeten (@TweetenApp)July 4, 2023

　「Twitter Blue」で認証を受けていないアカウントで「Tweeten」を利用しようとすると、Web版「Twitter」（twitter.com）が表示され、従来の「Tweeten」としては利用できない。

Web版「Twitter」（twitter.com）が表示され、従来の「Tweeten」としては利用できない

　スマートフォン向けに「TweetDeck」をカスタマイズした「MarinDeck」でも、Android版のリリースノートで動作不能になったことがアナウンスされている。現在は「Submarin.online」という分散マイクロブログSNSの運用に力を入れているようだ。

「MarinDeck」は動作不能のアナウンス

　他にも「TweetDeck」ベースのクライアントアプリはいくつかあるが、いずれも存続は難しいものと思われる。