ニュース

iOS/Android版「Google ドライブ」のUIが刷新 ~ファイル探索を容易にするアップデート実施

[通知]が[履歴]に変更、対応が必要なファイルを一カ所で確認可能に

iOS/Android向け「Google ドライブ」のUIが刷新。ホーム画面の[候補]ビューでは一度により多くのファイルが表示されるように

 米Googleは11月10日(現地時間、以下同)、iOS/Android向け「Google ドライブ」アプリのユーザーインターフェイスを刷新するアップデートを行うと発表した。本アップデートにより、モバイルアプリ版「Google ドライブ」において目的のファイルをより早く簡単に見つけやすくなる。

 今回のアップデートで、ホーム画面の[候補]ビューでは、一度により多くのファイルが表示されるようになる。これまではファイル名の下にサムネイル画像が大きく表示されていたが、このサムネイルが廃止されてファイル形式とファイル名が横並びになったシンプルな表示へと変更される。またファイルの並び順も、最近開いたファイルや共有ファイルなど、直近で編集したファイルの順番で上から順に表示されるようだ。

 さらに、これまでの[通知]ビューが[履歴(Activity)]ビューに置き換えられる。これはすでにWeb版の「Google ドライブ」に導入されているもので、保留中のアクセス要求、最近のコメント、承認待ちなど、対応が必要なファイルがすべて一カ所で確認できるようになる。

[通知]ビューが[履歴(Activity)]に変更。必要な情報を一カ所で確認可能に

 本アップデートについては、Android版は即時リリース・計画的リリースドメインともに11月6日より、iOS版は即時リリース・計画的リリースドメインともに11月10日より、段階的にロールアウトされる。なお、変更が適用されるまでに15日以上かかる可能性がある。

 対象は、従来の「G Suite」を含むすべての「Google Workspace」ユーザーで、個人の「Google アカウント」でも利用可能。