iPhone/iPadユーザーに朗報！ 「Google ドライブ」のドキュメントスキャンが利用可能に

「Google ドライブ」のiOS版にドキュメントスキャンが追加、Android版でも機能を強化

　米Googleは11月28日（現地時間）、ストレージサービス「Google ドライブ」の撮影した写真をPDF化する「ドキュメントスキャン」機能を、iOS版アプリに追加するとともに、すでに搭載されているAndroid版アプリで機能を強化したことを発表した。

　ドキュメントスキャン機能を利用するには、「Google ドライブ」アプリを開き、［カメラ］ボタンを押してカメラロールから写真を選択、または［＋］ボタンから［スキャン］ボタンを押してPDF化したい文書を撮影すればよい。アプリが自動で文書を正面から撮影したように切り抜き・変形してくれるので、必要に応じて調整して保存する。

iOS版でもドキュメントスキャンが可能に

　また、本機能をすでに利用できるAndroid版では、以下の内容を機能強化した。

• 自動キャプチャーの導入
• スキャンしたい文書の位置決めをサポートするファインダーの導入
• カメラロールからインポート可能に
• ［スキャン］ボタンを新しくし、素早くスキャン可能に

Androidは自動キャプチャーやカメラロールの画像からスキャンできるように

　iOS版では即時リリースおよび計画的リリースドメインは11月28日より順次ロールアウトされ、適用まで1～3日ほどかかる見通しとしている。また、Android版ではすでに利用できる。利用できるユーザーはGoogle Workspaceの全てのユーザーのほか、個人アカウントでも利用できる。

　なお、アメリカでは、これらの機能に加え、PDF化したファイルの名前を提案してくれる機能も実装している。