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「Thunderbird 115.10.2」が公開、アップデートチャネルは「esr」に

バージョン情報ダイアログで確認可能

「Thunderbird」v115.10.2

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v115.10.2が、5月1日(米国時間)に公開された。編集部にて自動更新機能によるアップデートは確認できなかったが、公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードできることを確認している。

 本バージョンにおける変更点は、「Thunderbird 115」のアップデートチャネルが「esr」になったことのみだ。「esr」は主に法人向けに提供されている「延長サポートリリース」(Extended Support Release)を意味する用語で、「Thunderbird 115」が「Firefox 115 ESR」ベースであることがわかりやすくなった。「Thunderbird」のアップデートチャネルは、バージョン情報ダイアログで確認できる。

「Thunderbird」のバージョン情報ダイアログ。ベータ版の場合のアップデートチャネルは「beta」

 セキュリティ関連の修正は、今のところ案内されていない。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。