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「EmEditor」のMSIインストーラーが「Microsoft Store」で公開、2度のセキュリティインシデントを踏まえた改善

ストアアプリ版との混同に注意

同社のアナウンス

 米Emurasoftは1月13日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor」のデスクトップ版インストーラー(MSI)を「Microsoft Store」からも入手できるようにしたと発表した。年末から年始にかけ公式サイトで2度のセキュリティインシデントが発生し、偽のインストーラーが配信されてしまったことをうけた措置だ。

「Microsoft Store」で配信されているデスクトップ版インストーラー(MSI)

 「Microsoft Store」で配信されているデスクトップ版インストーラー(MSI)は公式サイトで配信されているものとまったく同じで、ユーザーは好みのものを選択できる。有償の「Professional」と無償の「Free」をアプリ内で切り替えることも可能。

 セキュリティインシデントの発生を反省し、「EmEditor」公式サイトには「WordPress」からHTMLベースの静的サイトへの刷新、「Cloudflare」への移行といった対策がとられている。それでも公式サイトの信頼性に懸念を覚える場合は、「Microsoft Store」を選べばよいだろう。

 なお、「EmEditor」にはMSIインストーラーのほかにもストアアプリ版(UWP)があり、こちらはこれまでも「Microsoft Store」で配信されていた。両者の主な違いは、以下の通りだ。

  • デスクトップ版インストーラー(MSI):ライセンス認証にはEmurasoftのインフラを利用する。基本的に外部プラグインを含むすべての機能が利用できる
  • ストアアプリ版(UWP):ライセンスの管理はMicrosoftのインフラで行う。サンドボックス化されており、インストール・アンインストールでWindows環境が汚れない。ただし、外部プラグインをサポートしておらず、AI機能が利用できないなどの機能制限がある

 ストアアプリ版でライセンスを購入しているユーザーでなければ、基本的にデスクトップ版インストーラー(MSI)を利用するのが良いだろう。