やじうまの杜

やっぱり要らんかったんや……プレビュー版Windows 10の「ペイント」から消えたコマンドとは?

面白い機能もあるので、ぜひ活用してあげてほしいです

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ストア経由でアップデートできるようになったプレビュー版Windows 10の「ペイント」アプリ。UIが英語になっているのは不具合? まだテスト中なので気にしない

 少し前にプレビュー版Windows 10で「ペイント」アプリを“Microsoft Store”経由でアップデートする機能がテストされていることをお伝えしましたが、このストア版「ペイント」アプリにはある機能が欠けているのだそうです。

 それは[ペイント 3D で編集する]コマンド。その名の通り、「ペイント」で編集中の画像を「ペイント 3D」で開く機能。製品版Windows 10の「ペイント」アプリにはあるのですが、プレビュー版のものには見当たりません。

[ペイント 3D で編集する]コマンド。製品版Windows 10の「ペイント」アプリにはあるのですが……

 「ペイント 3D」は「Windows 10 バージョン 1703(Creators Update)」で「ペイント」の後継ツールとして導入されましたが、慣れ親しんだ「ペイント」から移行するユーザーはそれほど多くなかったようです。売りであった3Dモデル関連の機能も縮小傾向で、2019年には3Dモデル共有サービス“Remix3D.com”が廃止され、3Dモデルのダウンロード・アップロード機能が削除されたほか、最近のプレビュー版Windows 10では“3Dオブジェクト”フォルダーが「エクスプローラー」の特殊フォルダーとして表示されなくなりました。「3D ビューア―」と「ペイント 3D」がプリインストールされなくなったり、画像ファイルの右クリックメニューにあった[ペイント 3Dで編集する]というコマンドが削除されるなどの変更もテストされており、いずれは製品版Windows 10へも反映されるものとみられています。

画像ファイルの右クリックメニューにあった[ペイント 3Dで編集する]というコマンドが削除

 とはいえ、「ペイント 3D」が完全に廃止されることは当分ないでしょう。名前がよく似た「Print 3D」は開発終了となったあとも“Microsoft Store”で提供されていますし、「ペイント 3D」も同じように扱われるはずです。

 実は「ペイント 3D」には面白い機能がいくつかあるのですが、あまり活用されていないようでもったいなく感じます。以下に実例を挙げておきますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください!