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「Windows 10 20H2」が“Release Preview”チャネルにも登場 ~導入前のテストを

Build 19042.487(KB4571744)がリリース

Microsoft、「Windows 10 バージョン 20H2」Build 19042.487(KB4571744)を“Windows Insider Program”の“Beta”および“Release Preview”チャネルユーザーに公開

 米Microsoftは8月26日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 20H2」Build 19042.487(KB4571744)を“Windows Insider Program”の“Beta”および“Release Preview”チャネルユーザーに公開した。“Windows Update”経由でアップデートできる。

 「Windows 10 バージョン 20H2」は、今年後半にリリースされるWindows 10の次期機能アップデート。コアは「Windows 10 バージョン 2004(May 2020 Update)」と共通で、「バージョン 1903」から「バージョン 1909」へのアップグレードと同様、“イネーブルメント パッケージ”と呼ばれるパッチで機能の切り替えが行われる。そのため、変更は比較的小規模になる見込みだ。機能はほぼ出そろっており、プレリリース検証を目的とした商用顧客への提供も始まっている。導入を考えているユーザーや企業は、そろそろ試しておくべきだろう。

“Release Preview”チャネルにも登場 ~導入前のテストを

 本ビルドには新機能はなく、既存機能の改善と不具合修正が主。「Visual Basic 6.0」(VB6)関連のトラブルやユーザーインターフェイスに関わる不具合、オーディオや印刷の問題などが解決された。「May 2020 Update」で既知の問題として挙げられている「Microsoft IME」の利用中にマウスでドラッグするとエラーが表示されたり、アプリが応答しなくなる問題も修正されているとのこと。