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Webページに表示するビデオや画像の画質を鮮明化 ~「Opera」に新機能「Lucid Mode」が搭載

 ノルウェーのOpera Softwareは12月13日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」で新機能「Lucid Mode」の導入を発表した。オンラインのビデオの画質を鮮明化するフィルター機能となっている。

 YouTube、TikTok、Instagram、Facebook、Twitterなどの全てのビデオで利用可能で、フローティングボタンをクリックすると、有効化される。「Lucid Mode」を有効にすると、コンテンツにシャープでクリアな輝きが加わり、快適性が増すという。画像にも対応しており、環境設定から有効化できる。

Opera Introduces: Lucid Mode

 「Lucid Mode」は、CSSの<filter>関数を利用して実現されており、多くのシステムでGPUを利用して処理されるため、高速に動作する。かかり具合をビデオをプレビューしながら調節することも可能だ。

 今回発表された「Lucid Mode」は、現在配布されている「Opera 94.0.4606.26」で利用することができる。

 従前のアップデートでは、ビデオ会議の映像を独立したウィンドウとしてポップアウトできるようになっている。「Lucid Mode」と併用すれば快適な会議を実現できるだろう。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、タブ切り替え型Webブラウザー。現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。また、Windows 10/11環境ならば「ストア」アプリ(Microsoft Store)からインストールすることもできる。