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「Opera」が動画の品質向上機能「Lucid Mode」を強化 ~適用前と適用後を比較可能に

冬季うつ病(SAD)を吹き飛ばすための新しい壁紙も

「Opera」v105.0.4970.34

 ノルウェーのOpera Softwareは12月6日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の「Lucid Mode」を改良したと発表した。編集部にて、「Opera One」v105.0.4970.34で動作を確認している。

 「Lucid Mode」は、Webページに埋め込まれている動画コンテンツの品質を改善する機能。初期状態では無効化されているが、[簡単設定]パネルから容易く有効化できる。

Webページに埋め込まれている動画コンテンツの品質を改善する「Lucid Mode」

 新しい「Lucid Mode」は基礎となる技術がアップグレードされているとのことで、パフォーマンスとバッテリー持続時間が向上しているとのこと。設定で品質改善の強度をスライダーでコントロール可能なほか、動画を左右に分割して「Lucid Mode」の適用前と適用後の画質をリアルタイムで見比べることもできる。

 そのほかにも、新しい壁紙「Sunrise」と「Sunrise in Motion」が追加された。これらの改善は、長く暗い冬で季節性感情障害(SAD:冬季うつ病)に悩まされるノルウェーの人々のために開発されたのだという。

新しい壁紙「Sunrise in Motion」

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。また、Windows 10/11環境ならば「ストア」アプリ(Microsoft Store)からインストールすることもできる。