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「マインクラフト」がChromebookに正式対応 ~PCや家庭用ゲーム機とも遊べる統合版

ChromeOS版を買えば、Androidでもプレイ可能

「Minecraft」がChromebookに正式対応

 米Googleは6月7日(現地時間)、「Minecraft」がChromebookに正式対応したと発表した。「Google Play Store」から統合版(Bedrock Edition)を購入すると、Androidだけでなく、ChromeOSでも楽しめる。

 「Minecraft」(マイクラ)は、世界的な人気を誇る箱庭(サンドボックス)ゲーム。ボクセル(立方体)スタイルのさまざまな動物や植物、オブジェクトを相手にサバイバルを楽しんだり(サバイバルモード)、無限のオブジェクトを利用して構造物を建築し、自分だけの世界を作ったりする(クリエイティブモード)ことができる。近年では教育用途への応用も進んでおり、学校で採用例の多いChromebookで「Minecraft」が正式サポートされたのは歓迎すべきことだろう。

 「Minecraft」にはWindows/Mac/Linuxに対応したJava版と、以下のプラットフォームで幅広く利用できる統合版(Bedrock Edition)があるが、Chromebookで購入・プレイできるのは後者の統合版だ(PCの場合、いずれかを持っていればもう一方を無料で入手できる)。

  • Windows 10
  • Windows 11
  • Xbox Series X/S
  • Xbox One
  • PlayStation 5
  • PlayStation 4
  • Nintendo Switch
  • iOS
  • Android
  • Fire OS
  • Windows Mobile
  • Samsung Gear VR

 ChromeOS版「Minecraft」でも他のプラットフォームとのクロスプレイはもちろん、マーケットへのアクセスや「Realms」でのプレイが可能。過去3年間に発売されたChromebookであれば、どのデバイスでも快適にプレイできるという(具体的な対応デバイスに関しては、公式ヘルプを参照のこと)。もちろん、リリースされたばかりの「旅路と物語」(Trails & Tales)アップデートも楽しめる。

 なお、Android版(950円)とChromeOS版(2,660円)は別売りとなっているので注意。前述の通り、ChromeOS版はAndroidでもプレイできるが、Android版をChromebookでプレイすることはできないようだ。すでにAndroid版を購入済みのユーザーに対しては、同じ「Google アカウント」でログインした状態で購入画面に進むと、割引価格が提示されるとのこと。

ChromeOS版の価格は2,660円。Androidでもプレイできる