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Office スクリプト利用可能なライセンス要件が緩和 「Excel」3月のアップデートまとめ
Web版のExcelではピボットテーブル内の指定データをさらに分析する機能が利用可能に
2024年3月28日 06:55
米Microsoftは3月26日(現地時間)、「Microsoft Excel」2024年3月のアップデート内容を発表した。主にWeb版で機能追加が行われたほか、デスクトップ版でOffice スクリプトを利用できるライセンス種別が緩和されている。
Web版のExcelでは、CSV形式でのエクスポートが可能になり、CSVファイルの作成にわざわざデスクトップ版で開く必要がなくなった。また、ピボットテーブル内の指定データをさらに分析するピボットテーブルを追加する機能が利用できるようになった。リボンの[ピボットテーブル]タブに追加された[操作]-[詳細の表示]ボタンから利用可能。
そのほか、リボンの[データ]タブにある[Power BIからのデータ]ボタンから直接テーブルを挿入できるようになっている。
一方デスクトップ版では、操作をJavaScriptで自動化できるOffice スクリプトを利用できるライセンスに「Office 365 Enterprise E1」と「Office 365 F3」が追加された。Office スクリプトはリボンの[自動化]タブから利用可能だ。