【Excel】アンケート用紙を印刷・配布なんてもう古い？エクセル上で回答できるアンケートを簡単に作るテク

［開発］タブを表示する

　このテクニックでは、［開発］タブの機能を使用します。［開発］タブは初期状態で非表示になっています。Excelを開いた時に表示されていない場合には、次に説明する手順で［開発］タブを表示するように設定してください。

　まず［ファイル］タブ（①）をクリックします。

　［情報］画面が表示されるので、［オプション］（②）をクリックします。

　［Excelのオプション］画面が表示されるので、［リボンのユーザー設定］（③）を選択し、［開発］（④）をクリックしてチェックマークをつけて［OK］（⑤）をクリックします。

　これでExcelのオプションの設定は完了です。シートの画面に戻ると、［開発］タブ（⑥）が表示されています。

オプションボタンでアンケートを作成する

　それでは、新商品についての社内アンケートの例でアンケートの作り方を見ていきましょう。①のようにアンケートのタイトルを入力しておきます（セルを結合して中央揃えにするとタイトルの見栄えがよくなります）。

　ここから設問を作成していきます。まずは回答者の性別をたずねる設問を作ってみます。グループボックスを作ってから、その中にオプションボタンを配置するという手順で行います。

　［開発］タブ（②）→［挿入］（③）→［グループボックス］（④）をクリックします。

　マウスポインターの形が変わりました（⑤）。この状態で、グループボックスを作りたい位置と大きさに合わせてシート上をドラッグします（⑥）。

　グループボックスが挿入されました（⑦）。グループボックスのタイトル部分には設問の内容を入力します。ここでは「性別」と入力します（⑧）。

　次に、オプションボタンを作成して、それぞれの選択肢を作っていきます。

　［開発］タブ（⑨）→［挿入］（⑩）→［オプションボタン］（⑪）をクリックします。

　マウスポインターの形が変わりました（⑫）。この状態で、オプションボタンを作りたい位置と大きさに合わせてシート上をドラッグします（⑬）。オプションボタンは先ほど作った「性別」のグループボックスの中に作成するようにしましょう。

　オプションボタンが挿入されました（⑭）。オプションボタンのテキスト部分には、選択肢の内容を入力します。ここでは「男性」と入力します（⑮）。

　同じようにして「女性」の選択肢も「性別」のグループボックスの中に作ります（⑯）。これで1つ目の設問が完成しました。

　同様の操作を繰り返し、必要な設問と選択肢を作り終えたら、アンケートは完成です（⑰）。

　1つの設問の中では1つの選択肢しか選べないように設定されていることを確認したら、回答者にブックを送って、回答を入力してもらいましょう。

オプションボタンでアンケートは簡単に作れる

　今回は、オプションボタンを使って簡単にアンケートを作成できるテクニックを紹介しました。このテクニックを使えば、アンケートの回答をかさばる紙ではなくデータで管理できるので、作業効率がぐんとアップしそうですね。

　アンケート業務を任された場合には、ぜひこのテクニックを活用してみてください。