いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】列と行両方の見出しを表の左上にあるセル内へ入れたい!エクセルでセルを斜線で分割して文字列を入力するテク

セル内を斜線で区切ってその両側に文字列を入力したい!

 Excelで売上表などの資料を作成する際に、表の左上隅の見出し欄にどんな内容を入力するか迷ってしまったという経験はありませんか。

 例として、「店舗別売上表」(①)を見てみましょう。この表では、列見出しに「1月」~「8月」までの月が入力されており、行見出しに「銀座」や「新宿」などの店舗名が入力されていますが、表の左上隅にある欄(セルA2)(②)にはどんな項目名を入力したらいいでしょうか。このセルに斜線「\」を引いて、右上の部分に「月」、左下の部分に「店舗名」と入力できたら……と思ったことはありませんか。

 今回は、このような悩みを解決するために、セルに斜線を引いてその両側に文字列を入力する方法を解説します。

セルに斜線を引く

 まずはじめに、「店舗別売上表」(①)のセルA2(②)に斜線を引いてみましょう。

 セルA2(③)を選択した状態で、[ホーム]タブ(④)の[配置]にある矢印ボタン(⑤)をクリックします。

 [セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。[罫線]タブ(⑥)をクリックして、線のスタイルを選択(⑦)します。今回は、セルの左上から右下にかけて斜線を引きたいので、[罫線]欄の右下にあるボタン(⑧)をクリックします。

 選択した罫線がダイアログボックス中央にプレビュー表示されるので、思ったとおりの斜線が引かれていることを確認します(⑨)。

 確認できたら、[OK](⑩)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

 セルA2の左上から右下にかけて斜線が引かれましたね(⑪)。

 次の項では、斜線で区切ったセルA2に文字列を入力していきます。

斜線の両側にテキストボックスを作成して文字列を入力する

 今回の例では、セル内を斜線で区切ってその両側に文字列を入力したいのでしたよね。このような場合は、テキストボックスを使用して文字列を配置します。

 テキストボックスを作成するには、[挿入]タブ(①)→[テキスト](②)→[横書きテキストボックスの描画](③)をクリックします。

 マウスポインターの形が変わるので、テキストボックスを配置したい場所でクリックします(④)。

 すると、テキストボックスが作成されます(⑤)。

 作成されたテキストボックスに文字列を入力します。ここでは「月」(⑥)と入力します。他の列見出しと揃えるために太字にしておきます。

 シート上のテキストボックス以外の部分をクリックして、テキストボックスの選択を解除します。これで、セルA2の右上側に文字列を配置できました(⑦)。

 同様にしてセルA2の左下側にも文字列を配置して(⑧)、表を完成させます。

 セルに斜線を引き、その両側にそれぞれの見出しを入力できましたね。

おまけ:複数のセルをまたいで罫線を引くには

 ところで、この表の「8月」列にはまだデータが入力されていません。ここでは、未入力のセル範囲に斜線を引きたいという場合を考えてみましょう。

 セルI3の左上からセルI8の右下まで、複数のセルをまたいで斜線を引いていきます。[挿入]タブ(①)→[図形](②)→[線](③)をクリックします。

 マウスポインターの形が変わる(④)ので、そのまま線を引くようにセルI3の左上からセルI8の右下までドラッグ(⑤)します。

 複数のセルをまたいで、斜線を引くことができました(⑥)。

 この状態だと、斜線が既定の青色になってしまっているので、他の線と同じ黒色に変更します。

 [描画ツール]にある[書式]タブ(⑦)から黒色(⑧)を選択すると、線の色を変更できます(⑨)。

 シートの他の部分をクリックして線の選択を解除します。これで表の完成です(⑩)。

斜線を使って表の見た目をアップしよう

 今回は、セルに斜線を引いて、その両側に文字列を配置する方法を解説しました。この方法を使えば、表の左上隅のセルにどんな内容を入力するか迷った時でも、行見出しに関連する内容と列見出しに関連する内容の両方を入力することができます。

 このように、少しの手間で表がぐっと見やすくなることもあります。ぜひ活用してみてくださいね。