いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel効率化】ネット上の表をエクセルで使いたい!外部から表データをすばやく取り込むテク

Webサイトに掲載されている表をExcelに取り込みたい

 Excelでプレゼンや営業用に資料を作成する際に、Webサイトに掲載されている表を引用したいと思ったことはありませんか。そのような場合には、引用したい表からテキストだけをコピーしてExcelシートに貼り付け、表として成形するために罫線を引いたり、見た目を調整したり……という手順を踏まなければならないと思っている読者は多いのではないでしょうか。実は、もっと簡単にWebページにある表データをExcelに取り込むことができます。

 今回は、Webサイトに掲載されている表を簡単にExcelに取り込む方法を解説します。ただし、実際に外部のWebサイトからデータを使用する際には、著作権やデータの利用規約に注意してくださいね。

Webサイトに掲載されている表を取り込む

 例として、総務省統計局のWebサイトで公開されている「2015年基準 消費者物価指数 全国 平成30年(2018年)6月分 (2018年7月20日公表)」の表(①)をExcelシートに取り込んでみましょう。

※出典:総務省統計局ホームページ

 まず、取り込み先のExcelシート(ここでは新規ブック)を開いて、[データ]タブ(②)→[Webから](③)をクリックします(なお、[Webから]コマンドがあるのは、Office 365版のExcelのみです。デスクトップ版のExcel 2016や、Excel 2013には「Webクエリ」という機能がありますが、操作方法や機能は異なります)。

 [Webから]画面が表示されるので、[基本](④)が選択されていることを確認し、[URL]欄に引用したいWebページ(ここでは前述した統計局のWebページ)のURL(⑤)を入力します。

 [OK](⑥)をクリックして画面を閉じます。

 すると今度は、[ナビゲーター]画面が表示されます。画面左側の[表示オプション]欄にある[Table 0](⑦)をクリックして選択すると、右側の[テーブルビュー]に取り込みたい表のプレビューが表示される(⑧)ので確認します。

 [読み込み](⑨)をクリックすると、データの読み込みが開始されます。

 読み込みが完了すると、Webページ上の表データがExcelシートにテーブル形式となって挿入されます(⑩)。完全に元の表と同じ見た目ではありませんが、データ自体は正しく取り込まれています(画面の都合上、すべてのデータは表示されていませんが、データはすべて取り込まれています)。

 不要な行を削除したり、列幅を調整したりして、画面内にすべてのデータが表示されるように表を手直しします(⑪)。

 これで、Webページ上の表を取り込む操作は完了です。簡単に取り込むことができましたね。

 ただし、Webページ上は表のように見えていても、実際のデータが画像になっている場合は、この操作で取り込むことはできないので注意してください。

 取り込んだあとの表はテーブル形式になっており、Webページ上の元の表とリンクされています。そのため、元の表が更新された場合は、Excel上の表にも簡単に更新を反映することができます。表を更新する場合は、表(テーブル)内のいずれかのセルをクリックして、[クエリツール]にある[クエリ]タブ(⑫)→[更新](⑬)をクリックします。すると、最新のデータを取得できます。

 株価や物価など、日々データの変動があるような表を挿入した場合、この機能は大変便利です。

取り込んだ表を編集する

 データを更新する必要がない場合は、テーブルを解除してWebページ上の元の表と同じ見た目になるように編集することもできます。

 テーブルを解除するには、テーブル内のいずれかのセルを選択して[テーブルツール]にある[デザイン]タブ(①)→[範囲に変換](②)をクリックします。

 テーブルが通常のセル範囲に変換されるので、Webサイトと同じような見た目になるように編集して表を完成させます(③)。

Webサイトに掲載されている表を簡単にExcelシートに取り込める

 今回は、Webサイトに掲載されている表を簡単にExcelに取り込む方法を解説しました。今回解説した方法を使えば、Webページからテキストをコピペして表を成形するという手順を踏む必要はなく、あっという間に表を取り込むことができます。また、テーブル形式のまま表を保存しておけば、元の表が更新された時にも、簡単に変更を反映できることもわかってもらえたと思います。

 ぜひ試してみてくださいね!