いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】列の幅を1つ1つ調整するのが面倒!エクセルで複数列の列幅をまとめて調整するテク
2019年3月11日 06:55
1つずつダブルクリックして調整するのが面倒……
Excelのシートに文字を入力する際、既定のセル幅に文字が入り切らず、はみ出してしまうことはよくありますよね。データをすべて表示するために列の幅を広げたい時、列番号の境界線をダブルクリックすると(①)入力されたデータの長さに応じて列幅が自動的に調整される(②)ことは、知っている人も多いかもしれません。
しかし、列番号の境界線を1つ1つダブルクリックして列幅を調整していくのは、地味で面倒な作業ですよね。そこで今回は、複数列の列幅をまとめて調整したい時に使えるテクニックを解説します。この方法なら、それぞれの列に入力されている一番長いデータに合わせて、一気に列幅を調整できるので効率的です。
列幅を調整したい列をすべて選択してから境界線をダブルクリックする
では「商品一覧」(①)の例を使ってやってみましょう。この表のA列とB列に入力されたデータは、セルに入り切らずにはみ出してしまっていますね。そこで、これらのデータがすべて表示されるように列幅を調整してみます。
まず、列幅を調整する列をすべて(ここではA~B列)選択します。A列の列番号をクリックするとA列全体が選択される(②)ので、そのままB列まで列番号の上をドラッグ(③)します。
A~B列が選択されました(④)。列番号の境界線(ここではB列とC列の境目)にマウスポインターを合わせると、マウスポインターの形が変わるので(⑤)、そのままダブルクリック(⑥)します。
すると、列幅が調整されます(⑦)。それぞれの列に入力されたデータの中で一番長いデータに合わせて列幅が調整されていますね。なお、ここではB列とC列の列番号の境界線をダブルクリックしましたが、A列とB列の列番号の境界線をダブルクリックしても同じ結果になります。
これなら列数の多い表でも、対象の列を選択して列番号の境界線をダブルクリックするだけで、一気に列幅を調整できるので効率的ですね。
列幅の調整は対象の列をすべて選択してからダブルクリックしよう
今回は、複数列の列幅をまとめて調整したい時に使えるテクニックを解説しました。複数列を選択してから列番号の境界線をダブルクリックすると、一気に列幅を調整できましたね。
今回は列幅の調整について解説しましたが、行の高さを広げたい場合にも同様の方法でできます。ぜひ業務の効率化に役立ててくださいね!
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