残業を減らす!Officeテクニック
【Copilot for Microsoft 365】パワポのCopilotは試す価値アリ! プレゼン資料を一瞬で作成
2024年5月13日 06:55
PowerPointを使ったスライド作成に苦労している人は多いですよね。テーマは決まっていて、スライドの枚数にも制限がある。大まかな内容も見えているけど手を動かすのが面倒で進まない……、そんな人は「Copilot」(Copilot in PowerPoint)が手放せなくなるでしょう。
以下は、Copilotを使って5分程度で作成したスライドです。スライドを追加、テキスト入力や図版の配置といった操作は一切していません。
内容のブラッシュアップは必要ですが、だいたい出来上がっている状態から作業できるなら、かなり効率的ですよね。お使いのPowerPointの画面右上の[Copilot]ボタンがあるかチェックしてみてください。今回は、PowerPointの「Copilot」で、すばやくスライドを仕上げる方法を紹介します。
なお、個人ユーザーがCopilot in PowerPointを使う場合は、Microsoft 365 Personal/Familyの契約に加えて、Copilot Proの契約(税込3,200円/月)が必要になります。
出費を抑えるなら、以前に紹介した記事を参考に、アウトラインからスライドを作成しておき、無料で使えるWeb版のCopilotで内容を仕上げていく方法もおすすめです。
スライドの概要をCopilotに伝えるだけ
OfficeアプリのCopilotの中でも、PowerPointのCopilotはかなり使えます。ほぼ操作は不要。サンプルではプロンプトとして、以下を入力しただけです。数十秒待つだけでスライドが作成されます。
販売促進したい新製品の広告プロモーション用のプレゼンテーションを10枚のスライドで作ってください。各スライドに簡単な説明も入れてください。
追記する時の改行操作に注意してください。[Shift]+[Enter]キーで改行となります。[Enter]キーではプロンプトを送信してしまいます。
[デザイナー]でデザインを統一する
Copilotで作成されたスライドのデザインが気に入らないことが多いでしょう。いったんクリアして、デザインを設定します。手動で設定しても構いませんが、ここでは[デザイナー]の機能を使って統一してみます。
内容はCopilotに手伝ってもらう
スライドの内容についても、Copilotは役立ちます。ただし、PowerPointのCopilotでは、スライドの内容を書き換える指示はできません。文章の内容に関しては、Web版のCopilotがおすすめです。