いまさら聞けないWindows 10のTips

第314回

「Hyper-V」の“クイック作成”でWindows環境を作成する際に押さえておきたい3つの注意点

「Hyper-V」の“クイック作成”作成したWindowsを起動する

 「Hyper-V」の“クイック作成”を利用すると、Windows 10 Enterpriseをベースにした開発環境を簡単に仮想マシンとして展開することができます。展開した仮想マシンを起動して、使える状態にしてみましょう。

 仮想マシンを使う時は、まず、[Hyper-Vマネージャー]から[接続]を実行するか、ダブルクリックして、仮想マシンに接続します。

 この状態では、まだ仮想マシンは起動していないので、画面上にある[起動]をクリックするか、ツールバーにある電源ボタンを押します。これで、普通のPCと同じように電源がONになり、OSが起動します。

[Hyper-Vマネージャー]で、起動したい仮想マシンをダブルクリックするか、右クリックして[接続]を選択
[起動]をクリックするか、ツールバーの電源ボタンをクリックして、仮想マシンを起動する

“クイック作成”作成したWindows環境の初期設定で注意する点

 はじめて起動したときは、言語やアカウントなどの初期設定が必要になりますが、3つの注意点があります。

①言語

 まずは、言語の問題です。“クイック作成”で展開したWindows 10は英語版となります。日本語化できますが、その方法は別途解説します。

初期設定が必要。言語は英語となるが、後で変更可能

②アカウント

 続いては、アカウントです。“クイック作成”でインストールされるOSは、Windows 10 Enterpriseとなるため、オンラインアカウントを利用する場合は、“Microsoft 365”などのアカウントが要求されます。これらのアカウントを使わない場合は、画面下の[Domain join instead]をクリックしてローカルアカウントでセットアップします。

サインインには“Microsoft 365”などのアカウントが必要だが、[Domain join instead]でローカルアカウントも利用可能

③キーボードレイアウト

 ①の言語とも関連しますが、標準ではキーボードレイアウトが英語配列として認識されます。“@”や“¥”などの記号が思うように入力できないときは、左下のアイコンをクリック後、[On-Screen keyboard]を表示して、スクリーンキーボードを使って入力するといいでしょう(インストール後に日本語配列に変更できます)。

英語配列のキーボードとなる。うまく入力できないときは、左下のボタンをクリック後、[On-Screen Keyboard]を選択して、スクリーンキーボードを活用しよう
すべての設定が完了するとWindows 10が起動する