いまさら聞けないWindows 10のTips
第314回「Hyper-V」の“クイック作成”でWindows環境を作成する際に押さえておきたい3つの注意点
2018年11月9日 06:45
「Hyper-V」の“クイック作成”作成したWindowsを起動する
「Hyper-V」の“クイック作成”を利用すると、Windows 10 Enterpriseをベースにした開発環境を簡単に仮想マシンとして展開することができます。展開した仮想マシンを起動して、使える状態にしてみましょう。
仮想マシンを使う時は、まず、[Hyper-Vマネージャー]から[接続]を実行するか、ダブルクリックして、仮想マシンに接続します。
この状態では、まだ仮想マシンは起動していないので、画面上にある[起動]をクリックするか、ツールバーにある電源ボタンを押します。これで、普通のPCと同じように電源がONになり、OSが起動します。
“クイック作成”作成したWindows環境の初期設定で注意する点
はじめて起動したときは、言語やアカウントなどの初期設定が必要になりますが、3つの注意点があります。
②アカウント
続いては、アカウントです。“クイック作成”でインストールされるOSは、Windows 10 Enterpriseとなるため、オンラインアカウントを利用する場合は、“Microsoft 365”などのアカウントが要求されます。これらのアカウントを使わない場合は、画面下の[Domain join instead]をクリックしてローカルアカウントでセットアップします。
③キーボードレイアウト
①の言語とも関連しますが、標準ではキーボードレイアウトが英語配列として認識されます。“@”や“¥”などの記号が思うように入力できないときは、左下のアイコンをクリック後、[On-Screen keyboard]を表示して、スクリーンキーボードを使って入力するといいでしょう(インストール後に日本語配列に変更できます)。
「Hyper-V」の使い方編目次
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