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抽象度の高い関数型言語プログラミングのスキルを身につけるための書籍が発売

「OCaml」を通じて関数型プログラミングを学べる『関数型言語で学ぶプログラミングの基本』

『関数型言語で学ぶプログラミングの基本』

 (株)インプレスは2月22日、書籍『関数型言語で学ぶプログラミングの基本』(川井 俊輝 著)をインプレス NextPublishingから発売した。価格は電子版が1,980円、単行本が2,200円。

 『技術の泉シリーズ』の新作である本書では、直感的な文法と高度な抽象化機能を備え、複雑なアプリケーションの開発に適した関数型プログラミング言語「OCaml」を通じて、関数型プログラミングの基礎及びその応用について詳しく解説。「OCaml」の学習により、プログラミングの基本的な概念を習得し、他言語にも適用可能なプログラミング技術を手に入れることができる。

 著者の川井氏は、学生のときに出会った「OCaml」でこれまでのプログラミングスタイルに加えて近年注目されている関数型プログラミングの技法も学習可能だと気付いたという。特にOCamlのシンプル且つ必要に応じてオブジェクト志向プログラミングも可能である点が優秀で、現在は所属するさくらインターネットにて「OCaml」関連の情報を発信している。

『関数型言語で学ぶプログラミングの基本』目次

  • 第1章:はじめに
  • 第2章:基本的なデータと型
  • 第3章:変数と関数
  • 第4章:条件分岐
  • 第5章:データと型とパターンマッチ
  • 第6章:再帰
  • 第7章:関数の引数
  • 第8章:その他のデータと型
  • 第9章:木構造とアルゴリズム
  • 第10章:エラーハンドリング
  • 第11章:モジュールとファイル分割