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Microsoft、「Visual Studio 2019」v16.5を正式リリース
Azure Functions v3のサポートやC++開発機能の強化、モバイル・.NET開発の生産性が向上など
2020年3月18日 16:13
米Microsoftは3月16日(現地時間)、統合開発環境「Visual Studio 2019」の最新版v16.5を正式公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。無償で利用できる“Community”エディションも用意されている。
「Visual Studio 2019」v16.5では、前バージョンで導入されたXamarin.FormsのXAMLホットリロードが改善。iOS/Android端末での見栄えを同時にチェックできるようになった。コントロールの階層を調べる“ドキュメント アウトライン”がサポートされている。
また、Windows端末に接続されたデバイス上でXamarin.Formsで構築されたiOSアプリをデバッグできる“ホット リスタート”がサポートされ、初回ビルドは69%、インクリメンタルビルドは81%高速化された。Androidでもリソースの変更がデバッグ中のアプリへ即座に反映されるようになっており、UIの調整とデバッグのサイクルを大幅に短縮できるようになった。
そのほかにも、“Azure Functions v3”のサポートやC++開発機能の強化が行われた。if文をswitch文へ書き換えたり、冗長な文字列補間をシンプルにするリファクタリング機能や、インポートされていないメソッドを“IntelliSense”で補完する機能が利用可能となり、.NET開発の生産性が向上している。