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VRとMR両方の機能を搭載! HTCの超軽量オールインワンXRヘッドセット「VIVE XR Elite」が発表

視野角110度、4K/90Hzの高性能モデル。1月6日から予約受付開始

新型オールインワンXRヘッドセット「VIVE XR Elite」

 台湾のHTC Corporationは1月6日(日本時間)、新型オールインワンXRヘッドセット「VIVE XR Elite」を発表した。発売日は未定で、価格は179,000円。日本市場向けモデルは、同社の日本法人であるHTC NIPPON(株)が同日より事前予約受付を開始した。

 「VIVE XR Elite」は、アメリカ・ラスベカスで開催中の世界最大の技術見本市「CES2023」で披露された新型モデル。高性能のオールインワンXRヘッドセットとして利用するだけでなく、モジュールを付け替えることで、VRグラスとして持ち運んで利用することも可能。コンパクトなボディに、優れたグラフィックス性能と高解像度のパススルー機能などが詰め込まれている。

HTC VIVEから、さまざまな用途に応える高性能なVIVE XR Eliteが登場
「VIVE XR Elite」製品画像

 人間工学に配慮したコンパクトなデザイン、重量バランスに加え、無段階のIPD(瞳孔間距離)調整や焦点距離ダイヤル機能を採用。快適な着け心地で、110度の広視野角、4Kの解像度、90Hzのリフレッシュレートによる滑らかで鮮明な映像を楽しむことができる。

 また、フルカラーRGBカメラによるパススルーにも対応。4つの広角トラッキングカメラを搭載し、トラッキングもバッチリ。リアルタイムオーバーレイを取り入れたゲームやトレーニングが可能になり、普段使用しているキーボードやマウスとバーチャルスクリーンを組み合わせたワークステーションを構築することも可能だ。

 無料の「VIVEストリーミング」ソフトウェアを組み合わせて使用することで、PC VRゲーム体験をワイヤレスで楽しめる。ほかにも、対応のAndroidスマートフォンと連携させて、動画やゲームなどのスマホ向けコンテンツを「VIVE XR Elite」にワイヤレスでストリーミングし、実質300インチのパーソナルシアターで鑑賞することもできる。

使用イメージ

 そのほか、バッテリーはホットスワップ対応で取り外しができるため、コンテンツ体験を中断することなく別の電源やバッテリーに付け替え可能。ハンドトラッキングにも対応しており、今後はフェイストラッカーおよびアイトラッカーパーツも発売予定だ。

事前予約で5つのコンテンツ(100米ドル以上相当)が付属