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Microsoft Store内の優秀なアプリを表彰する「Microsoft Store Awards 2025」が発表
「Perplexity」「ChatGPT」などのアプリが選出
2025年12月5日 16:38
米Microsoftは12月3日（現地時間）、同社の公式ストア「Microsoft Store」でリリースされているアプリの中から優れたものを表彰する「Microsoft Store Awards 2025」を発表した。「AI Assistants」「Business」など合計9つのカテゴリで受賞作が選ばれた。
各部門の受賞作は次の通り。
AI Assistantsカテゴリ
AI Assistantsカテゴリには、同点で「Perplexity」と「ChatGPT」が選ばれた。「Perplexity」は、検索に特化したAIアシスタントで、ガイド付きのディープリサーチ機能や、回答の根拠となるWebページへのリンク付加機能などを備える。一方、「ChatGPT」は『チャッピー』という愛称が生まれるほど普及しているAIアシスタントで、エンタープライズレベルのプライバシーコントロール機能などが評価された。
Businessカテゴリ
Businessカテゴリに選ばれた「Invoice Maker & Estimate Creator」は見積書や請求書の作成を自動化し、支払いと経費を管理するビジネス財務ソリューション。ダッシュボードで支払いと経費をリアルタイムで追跡できるほか、複数の決済ゲートウェイと決済形式に対応している。
Computer-Using Agents (CUA)カテゴリ
Computer-Using Agents (CUA)カテゴリに選ばれた「Manus」は、セキュアな環境下でコード実行やWeb自動化など複雑な多段階タスクを自動化するAIエージェント。サンドボックス内で動作し、コードの実行、Web自動化のためのヘッドレスブラウザーの制御、ファイル管理、アプリケーションの展開など複雑で多段階のタスクを自律的に実行できる。
Creativityカテゴリ
Creativityカテゴリには、「n-Track Studio」が選ばれた。無制限のオーディオ・MIDIトラック、高度なエフェクト、クロスプラットフォームの連携をサポートした本格的な録音スタジオアプリで、AUiおよびVSTi規格のインストゥルメントプラグインとReWire規格をサポートしている。
Developer Toolsカテゴリ
Developer Toolsカテゴリでは、ローカルで開発したアプリケーションとネットワークサービスをHTTPS化して外部公開できる「ngrok」が選出された。セキュアなトンネリングとリモートアクセスを可能にしており、HTTP/TLS/TCPベースのアプリケーション配信をサポートしている。
Educationカテゴリ
Educationカテゴリに選出されたのはブロックコーディングアプリの「Scratch 3」。Bluetoothとハードウェア拡張機能を使って、micro:bitやLEGOといったハードウェアを制御できる。軽量で非力なマシンでも動作することも評価された。
Gameカテゴリ
Gameカテゴリには、王国を建設するリソース管理ゲーム「Castle Craft」が選ばれた。ファミリー向けのデザインと強力なセキュリティ機能で幅広い年齢層がプレイ可能で、スケーラブルなパフォーマンスによりさまざまなデバイスでプレイできる点が評価された。
Musicカテゴリ
Musicカテゴリには「Moises Live」が選ばれた。リアルタイムAIオーディオ分離技術を搭載し、NPUのパワーでボーカルや楽器を分離してミックスや練習を可能にする音楽アプリで、どんなアプリの音声でも音源を分離することが可能。カラオケモードも備えており、ストリーミング音声でもカラオケ化できる。
Productivityカテゴリ
Productivityカテゴリに選ばれたのは、AIワークスペースアプリの「Notion」：タスクやメモを一つのワークスペースにまとめ、テンプレート化されたワークフローを使った作業自動化を可能にしている。
