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第318回「Hyper-V」の“仮想マシン接続”と“拡張セッション”のコピペ動作の違い
2018年11月19日 06:45
コピペする機会が多いなら、仮想マシンには“拡張セッション”がオススメ
「Hyper-V」で仮想マシンを使っている場合、ホストPCと仮想マシンの間でデータをやり取りしたいことがあります。
もしも、文字やファイルなどをコピペする機会が多いなら、仮想マシンには“拡張セッション”で接続するのがオススメです。
[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[V]キーなども含め、コピー&貼り付けの操作がホストPCと仮想マシンの間でシームレスにできるので、たとえば、ホストPCで[Ctrl]+[C]キーでコピーしたテキストを、仮想マシン上に[Ctrl]+[V]キーで貼り付けることが簡単にできます。ファイルも貼り付けることができるので、データのやり取りはとても簡単です。
一方、“仮想マシン接続”で接続している場合は、“拡張セッション”のようなシームレスな操作はできません。もしも、テキストなどを貼り付けたいときは、ホストPCで[Ctrl]+[C]キーでコピー後、仮想マシンの[クリップボード]から[クリップボードからテキストを入力]を選択することで、貼り付けられます。
この方法が使えるのはテキストだけなので、ファイルなどをやり取りしたいときは、ネットワーク共有からコピーしたり、メールなどで送るといいでしょう。
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