いまさら聞けないWindows 10のTips
第319回「Hyper-V」でWindows 10旧バージョンの確認もトラブル時の復元も簡単! チェックポイントを活用する
2018年11月21日 06:45
簡単に以前の状態へ戻せる“チェックポイント”を作成する方法
「Hyper-V」などの仮想マシンをテスト環境などに使うときは、“チェックポイント”の機能をフルに活用しましょう。
チェックポイントは、簡単に言えば、バックアップです。仮想マシンの状態をスナップショットとして記録しておくことで、後から簡単に選択した時点の状態へ戻せるようになります。
たとえば、何かアプリを試したいときに、インストール前にチェックポイントを作成しておけば、アプリのインストールによって何か問題が発生したとしても、インストール前の状態に簡単に戻すことができます。
また、1511、1607、1703、1709、1803、1809と、Windows 10の大規模アップデートごとにチェックポイントを作成しておけば、それぞのバージョンの違いをチェックしたり、特定のアプリが問題なく動作するかどうかをいろいろな環境に切り替えながらチェックできます。
チェックポイントは自動的に作成されますが、ここぞというタイミングで手動で作成しておくと仮想マシンの使い勝手が格段によくなります。
「Hyper-V」の使い方編目次
- このパソコンで「Hyper-V」は動くのか? 動作要件をチェックしてみよう
- 「Hyper-V」が動かない時はコレをチェック! UEFIで「Hyper-V」関連機能を有効化する
- 「Hyper-V」を使いたいけど見当たらない! どうやって使うの?
- Windows 10上でWindows 10無料試用版やUbuntuを動かそう! 「Hyper-V」のクイック作成でお手軽仮想マシンを作る
- 「Hyper-V」で作成した仮想マシンが遅すぎる! 仮想マシンのCPUやメモリをカスタマイズする方法
- 「Hyper-V」の“クイック作成”作成したWindows環境で注意すべき3つのポイント
- 「Hyper-V」の“クイック作成”で展開したWindows 10を日本語化しよう
- 「Hyper-V」の“拡張セッション”ってなに? 仮想マシンからホストPCのリソースを使おう
- 「Hyper-V」の仮想マシンの表示が小さすぎて見にくい! 表示を拡大して見やすくする