やじうまの杜

Dev版Windows 10で新しい絵文字ピッカーがテスト中 ~新発売のキーボードとも相性バッチリ

中の人のおすすめは、絵文字の検索機能? クリップボード履歴も統合されていて使い勝手は上々

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絵文字ピッカーが身近になる“Microsoft Designers Compact Keyboard”

 [Windows]+[.]キーで手軽に呼び出せる絵文字ピッカー(絵文字パネル)、みなさんは活用していますか? 日本語入力システム(IME)の変換に頼らなくても、絵文字や顔文字、難しい記号などを簡単に入力できて、IMEの変換履歴も汚さない優れものです。実はこの絵文字ピッカー、さらなる刷新が計画中で、“Windows Insider Program”の“Dev”ビルドでテストされています。

 リリース時の記事はこちら。現在、“Dev”ビルドは“FE_RELEASE”と“RS_PRERELEASE”に分かれていますが、“FE_RELEASE”では無効化されているようなので、試したい方は注意してください。

 中の人のおすすめは、絵文字の検索機能のようです。日本語でも検索が可能で、これは確かに便利ですね。

 そのほかにも、アニメーションGIFを挿入する機能(海外の方はこの機能が好きですよね)や、クリップボード履歴機能([Windows]+[V]キーでもアクセス可能)が統合。ユーザーインターフェイスも練られていて、今の絵文字ピッカーよりもぐっと使い勝手がよくなっています。

中の人もおすすめ? 絵文字の検索機能
海外ユーザーを中心に人気のあるアニメーションGIFを挿入する機能
クリップボード履歴機能も統合

 残る欠点といえば、[Windows]+[.]キーというショートカットキーが覚えにくいのか、あまり普及していない点でしょうか。しかし、新発売の“Microsoft Designers Compact Keyboard”(現在、“Microsoft Store”で購入可能)ならば専用のキーが搭載されて、キーをひと押しするだけでアクセスできます。筆者も自腹で購入してみたのですが、出先で使う“Surface”デバイスと同じ入力感覚で結構気に入っています。専用のOSロックキーやスクリーンショットの撮影と切り取りキー([Windows]+[Shift]+[S]キーで代用可能)なんかも搭載しているのがユニークですね。

絵文字ピッカーを呼び出すキーは“表現キー”と呼ぶらしいです

 このキーボード配列が“Surface”シリーズを皮切りに普及していけば、絵文字ピッカーやスクリーンショット機能も当たり前の存在になっていく……のかもしれません。