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「Google Earth」の最新版が登場、「Google Chrome」で動作するWebアプリに

Androidアプリは今週中に公開。iOSや他のブラウザーも近い将来サポート

「Google Earth」

 米Google Inc.は18日(現地時間)、「Google Earth」の最新版v9.0を公開した。2年の歳月をかけて開発されたこの新しい「Google Earth」は、「Google Chrome」で動作するWebアプリケーションとなっている。

 「Google Earth」は、地球全体から市街図まで、マウス操作で自由に拡大・縮小できる3D地図ソフト。Web版「Google Earth」は、Webブラウザーで3DCGを表示するための標準API“WebGL”で実装されており、現在地へ移動する機能や、任意の場所を検索する機能はもちろん、毎週追加されるバーチャルツアー“Voyager”、クリックするとランダムでどこかへ連れて行ってくれる“I'm feeling lucky”、その場所の歴史や情報、写真などを閲覧できるナレッジカード、2Dビューと3Dビューの切り替え、共有といった機能を利用することができる。

バーチャルツアー“Voyager”
クリックするとランダムでどこかへ連れて行ってくれる“I'm feeling lucky”とナレッジカード
共有機能

 なお、Android向けの新バージョンも用意されており、今週中に配信が開始されるとのこと。また、iOSや「Google Chrome」以外のWebブラウザーも近い将来サポートされるという。デスクトップ向けの「Google Earth プロ」v7.1も引き続き利用できる。