いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】行の高さがバラバラで表が見づらくなってしまった!エクセルで行の高さを揃えるテク

行の高さを調整して見やすい資料を作りたい!

 「見やすい資料を作りたい!」というのは誰しもが思うことですが、なかなかうまくいかないこともありますよね。Excelのシートで、行の高さを適切に設定することは、見やすい表を作るために不可欠な要素のうちの1つといえます。

 シート内で行の高さが統一されていなかったり、文字が隠れてしまっていたりすると、たとえ資料の中身が良くても、頭に入ってこないこともあります。

 Excelで行の高さを調整する方法はいくつかありますが、今回は2つの方法について解説します。まず1つ目は、行番号の下部の境界線をドラッグして複数の行の高さを一気にそろえる方法です。2つ目は、具体的な数値を入力して行の高さをそろえる方法です。

 なお、今回は行の高さの調整に焦点を当てて解説しますが、列の幅の調整も同様の方法で行えます。

境界線をドラッグして複数の行の高さをそろえる

 「受講者名簿」の例を見てください。I列のセルに注目してみると、行の高さが足りずに、入力した文字が隠れてしまっている部分(①)がありますね。このような時に、行番号の下部の境界線をドラッグして(②)、行の高さを広げたことのある読者は多いと思います。

 ただし、このように1つ1つ手動で変更していると、全体として行の高さに統一感がなくなってしまいますよね(③)。

 そこで、複数の行の高さを一気にそろえてみましょう。

 はじめに、高さをそろえたい複数の行を選択します。ここでは、3行目と5~7行目を選択します。連続していない行の選択は、[Ctrl]キーを使って行います。

 3行目の行番号をクリックして選択したあと(④)、[Ctrl]キーを押しながら5~7行目までを選択します(⑤)。

 選択した行の行番号の下部にマウスポインターを合わせると、マウスポインターの形が変わるので(⑥)、そのまま好みの高さになるようにドラッグします(⑦)。

 ここでは5行目の行番号の下部の境界線をドラッグしましたが、選択した行のうち、どの行で行ってもかまいません。

 これで、複数の行の高さを一気に広げることができました(⑧)。広げた行の高さはすべてそろっていますね。

数値を指定して行の高さをそろえる

 前述した方法では、直感的で手軽に、行の高さを変更できるので便利ですが、高さを正確に指定することは難しいです。例えば、他のシートで同じ行の高さを設定したい時や、うっかり境界線をクリックして高さがずれてしまった時などには、具体的に数値を指定できたほうが便利ですよね。

 この項では、前項で高さを広げた行(3行目と5~7行目)の行の高さ(具体的な数値)を調べ、表全体をその高さでそろえてみます。

 ここで少し補足的な話になりますが、Excelの行の高さはポイントで表現されます。試しに3行目の行番号の下部の境界線をクリックしてみましょう。マウスポインターの形が変わり、その上部のポップアップに「35.25(47ピクセル)」(①)と表示されました。行の高さは、「35.25ポイント」ということがわかります。

 では、表見出し以外の行の高さを「35.25ポイント」にそろえてみましょう。対象の行(3行目~15行目)を選択した状態で(②)、[ホーム]タブ(③)→[書式](④)→[行の高さ](⑤)をクリックします。

 [行の高さ]ダイアログボックスが表示されます。[行の高さ]欄に、「35.25」(⑥)を入力して、[OK](⑦)をクリックします。

 すべての行の高さが「35.25」ポイントで統一されました(⑧)。

 行の高さが統一され、見やすい表になりましたね。

行の高さをそろえて見やすい表を作成する

 今回は、Excelで行の高さを調整する方法2つを解説しました。

 今回は説明を省略しましたが、列の幅も同じような方法で調整できるので、試してみてください。

 基本的なことですが、行の高さや列の幅を適切に設定すると、ぐんと資料が見やすくなります。ぜひ覚えておいてくださいね。