いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】表を見続けていると目が疲れる…… エクセルの画面を拡大して文字を大きく表示するテク

Excelの小さい文字をずっと見ていると目に悪い……

 Excelはたくさんのデータを1つのファイルにまとめて管理できる便利なツールですが、多くのデータが登録されている名簿などを編集している時などは小さい文字をずっと見続けなければならず、目への負担が大きいと感じることもありますよね。特に、画面のサイズが小さいノートパソコンなどを使って作業していると、表示される文字がどうしても小さくなりがちです。ついつい、本や新聞を読む時のように、画面に顔を近づけたりしていませんか?

 画面に顔を近づけると姿勢が悪くなり、目だけでなく身体全体にもあまり良くありませんよね。画面に顔を近づけるより、Excelの画面の表示を拡大する方がスマートです。今回は、Excelで表示を拡大して文字を大きく表示するテクニックを3つ解説します。

❶ズームスライダーを使って思い通りの大きさに拡大する

 1つ目の方法は、Excelの画面の右下に表示されているズームスライダーを使うというものです。どのブックを表示していても、どのタブを操作していても、このズーム機能は常に表示されているので、「今すぐ拡大したい!」という時にすばやく操作できます。

 Excelで作成された「○○商事従業員名簿」(①)の例で、ズームスライダーを使って画面を拡大してみましょう。今、画面は100%の倍率で表示されていますが、もっと大きく拡大してみましょう。拡大したい時は、画面右下に表示されているスライダーの右側に表示されている[+](②)を何度かクリックします。

 表示が「200%」(③)になるまで拡大しました。文字がかなり大きく表示され、見やすくなりましたね(④)。

 先ほどのようにスライダーの左右にある「+」「-」をクリックすると、倍率は10%ずつ拡大・縮小されます。段階的に倍率を調整したいときは、スライダーのバー自体をドラッグ(⑤)すれば、少しずつ大きさを調整できます。

 倍率を100%に戻したい時は、スライダーをドラッグして中央に戻すか、倍率が100%になるまで左右の「+」「-」をクリックします。また、このあと解説する[表示]タブ→[100%]をクリックする方法でもOKです。スライダーを使う方法は、どのくらい拡大されるかを確認しながら拡大・縮小ができるので、直感的な操作で見やすい倍率に変更できます。

❷[表示]タブの[ズーム]で希望の倍率に一発で変更

 2つ目は、[表示]タブの[ズーム]を使って、特定の倍率に一発で変換する方法です。お気に入りの倍率がある場合や、相手に拡大の倍率を指定された場合などに便利です。

 ブックを開き、[表示]タブ(①)→[ズーム](②)をクリックします。

 [ズーム]ダイアログボックスが表示されます。希望の倍率(ここでは[200%])(③)を選択し、[OK](④)をクリックします。ダイアログボックス上に希望の倍率が表示されない場合は、ダイアログボックスの一番下にある[指定]を選択し、右側の入力欄に希望の倍率を入力すればOKです。

 倍率が[200%](⑤)に変更され、表示が拡大されました。

 倍率を100%に戻したい時は、❶と同様にスライダーを使って100%に戻すか、[表示]タブ→[100%](⑥)をクリックします。

 倍率の変更にドラッグ操作が必要ないので、マウスが手元にない時でも拡大や縮小がラクにできます。

❸[選択範囲に合わせて拡大/縮小]で拡大したい範囲を画面全体に表示させる

 3つ目は、拡大したい範囲を事前に選択し、その範囲が画面全体に表示されるようにする方法です。

 Excelで作成した「社員旅行 行先希望調査アンケート」で、アンケートの入力フォーム部分だけを画面全体に拡大表示させてみましょう。シート上で拡大したい部分(ここではセル範囲A1:C9)をドラッグして選択(①)し、[表示]タブ(②)→[選択範囲に合わせて拡大/縮小](③)をクリックします。

 すると、選択した範囲が画面全体に拡大されます(④)。選択した範囲が画面いっぱいに表示されるように、倍率は自動で調整されます。

 この場合も、倍率を100%に戻したい時には、スライダーを100%の位置にドラッグするか、[表示]タブ→[100%]をクリックします。なお、ここでは画面の表示を拡大する方法を解説しましたが、画面に入りきらない大きな表で、表全体を選択して[選択範囲に合わせて拡大/縮小]をクリックすれば、表示が縮小されて表全体を1画面に表示することができます。

文字を大きくして目への負担を軽減しよう!

 今回は、Excelで拡大表示する方法を3つ解説しました。スマートフォンやタブレットを操作していて文字が小さいと感じる時には画面をズームして拡大する人が多いと思いますが、パソコンで小さい文字を見る時にはなぜか目の方を画面に近づけてしまいがちではないでしょうか。

 今回解説した方法はどれも簡単なので、小さい文字が見づらい時にはぜひ試してみてくださいね。パソコン操作自体が目への負担が大きいものなので、見やすい倍率にすることによって、少しでも目に優しい環境で業務ができるように工夫しましょう!

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