毎週窓の杜で掲載された記事のなかからアクセス数の多かった上位10件を紹介する「記事アクセスランキング」。今年最後の総まとめとして、年内に掲載された記事すべてを対象に集計したのが「年間記事アクセスランキング」だ。今回は、2004年12月13日から2005年12月18日までのアクセス数を集計。ちなみに、昨年の年間記事アクセスランキングは、PDF関連ソフトを紹介した記事のほか、編集部にて独自の検証実験を行った記事に人気が集まる結果だった。
今年のランキングを見てみると、「NASA World Wind」や「Firefox」、「Adobe Reader」「Opera」などのビッグネームが上位に名を連ねていることが分かる。記事で多くのアクセスがあったこれらのソフトは、大手の企業や団体が公開している“フリー”のオンラインソフトだ。近年までフリーのオンラインソフトと言えば、個人作者が開発したものが中心であったが、大手企業などから公開されるオンラインソフトにも徐々に“フリー”というものが定着してきており、オンラインソフトの勢力図が変わりつつあることが垣間見える。
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NASA(米航空宇宙局)製3D地球儀ソフト「NASA World Wind」を紹介した記事。衛星写真をもとに地球全体の地図を表示するソフトやWebサービスは、すでに定番のツールとなっているが、その火付け役となったのが本ソフトと言えるかもしれない。 |
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「Firefox」のお勧めプラグインを紹介した特集記事の第1回。世の中の「Firefox」への人気が盛り上がったときに、Mozilla Japanで理事を務める瀧田 佐登子氏に「Firefox」がプラグインを採用する理由を伺いつつ、多数のプラグインを紹介したこともあり、多くの読者から人気を集める結果となったと推測できる。 |
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「Firefox」のお勧めプラグインを紹介した特集記事の第2回。Web閲覧やダウンロードを便利にするプラグインなどを紹介した。Webブラウザーの基本であるWeb閲覧機能を自分で使いやすいようにカスタマイズすれば、Webブラウザー全体の使いやすさにつながると言えるだろう。 |
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「Firefox」のお勧めプラグインを紹介した特集記事の第3回。本特集の第1回から第3回まですべてがアクセストップ5に入ったことを考えると、「Firefox」のユーザーはIEに代わるWebブラウザーとして関心を寄せているだけだなく、プラグインでカスタマイズできる楽しさにも注目していることが分かる。 |
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LZH圧縮ファイルを解凍できるWindows XP専用アドオン「Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ」を紹介した記事。本アドオンは、マイクロソフト(株)が日本のWindows XPユーザーに向けて独自に開発・公開したもので、機能面だけでなくその話題性にも関心が集まったのだろう。 |
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S.M.A.R.T.対応HDDの状態を確認できる「HDDlife」を紹介した記事。HDDは他のPCパーツに比べて壊れやすいため、HDDの状態を常に把握できれば壊れる前に交換できる。本ソフトはS.M.A.R.T.の各種パラメーターを表示するのではなく、独自の“健康度”としてHDDの寿命を表示してくれるので、その分かりやすさも人気の要因となったようだ。 |
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フリーのオンラインフォント「Major Kong」が、au製の“au design project”による携帯電話「PENCK」のテンキー上で無断使用されてた問題を報道した記事。オープンソースのソフトが増えるなか、オンラインソフトの著作権のあり方を今一度考え直す時期なのかもしれない。 |
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PDFファイル閲覧ソフト「Adobe Reader」v7.0の公開を紹介した記事。Adobe製のPDF閲覧ソフトは、無料で便利な反面、起動が遅いという大きな欠点もあった。v7.0ではその欠点が大幅に改善され、多くのユーザーにとって吉報となったようだ。 |
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「Opera」のライセンスキーが期間限定で無料配布されたことを取り上げた記事。無料のライセンスキーを求め多くの人が「Opera」の公式サイトに殺到したことだろう。しかし、その約1カ月後に「Opera」の完全無料化が発表され、サプライズ好きなOpera社に一杯食わされる形となった。 |
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球体型の仮想デスクトップ空間を作成できる「SphereXP」を紹介した記事。次世代の3Dインターフェイスを体験できるだけでなく、数百個のウィンドウを並べられるため、純粋に仮想デスクトップソフトとして高機能であることが読者の関心を集めた理由だろう。 |