いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】2019年上半期にたくさん読まれた記事をおさらい!2019年上半期PVトップ10
2019年7月31日 06:55
Excel的にもいろいろあった2019年上半期を振り返る
早いもので、2019年も後半に入って1か月が経とうとしています。2019年前半は新元号の発表やゴールデンウィークの10連休など、スペシャルな出来事が多い期間になりました。特に改元は、Excelを使って業務をする皆さんにとっても影響の大きい出来事だったのではないでしょうか。
今回の記事では、本連載で2019年上半期にたくさん読まれた(アクセス数の多かった)記事トップ10を、ランキング形式で紹介します。各記事へのリンクも掲載しますので、ぜひもう一度読んで内容をおさらいしてみてくださいね。
1位:和暦で表示された日付を西暦で表示させるテクニック
- 【Excel】「令和」になったのにまだ日付が「平成」で表示される!エクセルの日付を和暦から西暦に変換するテク(2019年5月10日掲載)
上半期はこの記事を含め、改元に関連するテクニックを解説した記事へのアクセスがダントツで多い結果になりました。この結果からも、改元がExcelでの業務に与えた影響が大きかったということがよくわかります。
この記事では、日付を和暦で表示させているとき、2019年5月1日以降の日付が「令和」と表示されない現象を想定し、日付を和暦から西暦表示に変更する方法を解説しました。すでに新元号に対応したOfficeの更新プログラムが公開されていますが、改元を機に西暦表示に統一するというのもわかりやすくて良いかもしれません。
2位:改元した年を「1年」ではなく「元年」と表示するテクニック
- 【Excel】改元間近!エクセルで和歴の元号が変更された年を「1年」ではなく「元年」と表示する方法(2019年1月9日掲載)
年始早々の掲載直後から、たくさんのアクセスがあった記事です。読者の皆さんの、改元に対する高い関心を感じました。この記事では、平成元年を例として、改元があった年を「1年」ではなく「元年」とExcel上で表示させる方法を解説しました。このテクニックは今後しばらくとても役立つと思います。ぜひ覚えて、同僚にも教えてあげてくださいね。
3位:Excelで「令和1年」を「令和元年」と表示させるテクニック
- 【Excel】「令和1年」ではなくて「令和元年」!エクセルで新元号最初の年を「元年」と表示するテク(2019年6月17日掲載)
こちらも新元号関連の記事で、6月半ばの掲載にもかかわらず上半期では第3位のアクセス数を記録しました。テクニックの内容自体は第2位の記事と同じですが、すでに「令和」に対応したパソコンで操作しているので、上記の2位の記事よりも、手順をそっくりマネして実業務に取り込みやすい内容になっています。2位の記事を「令和」に自力で対応させるのが難しかった方は、こちらの記事の手順を落ち着いて試してみてくださいね。
4位:Excel 2019の新関数「IFS関数」の使い方
4位にランクインしたのは、Excel 2019で新登場した関数「IFS関数」の使い方を解説した記事でした。複数の条件で結果を分岐させたい時に、既存のIF関数ではたくさんの数式を入れ子にしなければならなかったのに対し、新しいIFS関数は条件とそれに対する結果を並べていけばよい書式なので、数式の作成がずっと楽になります。Excel 2019をお持ちの方は、ぜひ使ってみてくださいね(IFS関数は、Office 365でも使えます)。
5位:ユーザー定義の表示形式で氏名の後ろに「様」を表示させるテクニック
この記事では、特定の列に入力されている氏名に続けて「様」と自動で表示させるテクニックを解説しました。セルの表示形式を設定することによって、このように自動で文字列などを追加できます。同様の方法で、「○○円」や「○○人」のような単位を表示させるなど、いろいろなことに応用できる便利なテクニックです。
6位:アンケートの必須項目の回答漏れ防止に役立つテクニック
- 【Excel】未入力の項目に色を付けてお知らせ!エクセルで必須項目の入力漏れを防ぐためのテクニック(2019年1月18日掲載)
この記事では、データの入力規則を使って、アンケートの必須項目の入力欄が空欄になっている時にセルに色を付ける方法を解説しています。空欄の時だけ色が付き、何らかの内容が入力されると色が付かなくなるので、入力漏れの防止に効果的なテクニックです。
7位:意外な操作をダブルクリックで済ませる時短テクニック
Excelを自己流で身につけた人ほど、「この操作にこんな別のやり方があるなんて知らなかった!」と思う機会が多かったりします。本記事では、セル幅の調整やオートフィル、リボンの表示・非表示の切り替えをダブルクリックで簡単に行う方法を解説しています。今日の業務からさっそく試してみたくなりますよ!
8位:「0」から始まる数値をセルに表示させるテクニック
- 【Excel】「001」は「1」じゃない!エクセルで数値の先頭にある「0」を勝手に消させないテクニック(2019年4月3日掲載)
セルに「0」から始まる数値を入力しようとしたのに、先頭の0が勝手に消えてしまう……というのは、Excel初心者がよく陥りがちな困りごとの1つといえるでしょう。初心者でなくても、先頭の「0」を表示させる方法をきちんと理解できている人は意外に少ないのではないでしょうか。本記事では、「0」から始まる数値をセルに入力する方法を3つ解説しています。この記事を読めば、先頭の0が入力できずに困ることは、もうなくなりますよ!
9位:表の仕上げで同僚と差をつけるテクニック
- 【Excel】大量のデータを掲載した表が窮屈に見える!エクセルで手間なくスタイリッシュで見やすい表を作成するテク(2019年2月22日掲載)
本記事では、Excelで作成した表を、より見やすくオシャレに見せる方法を解説しました。表の仕上げに「格子」の罫線ばかりを使っていませんか? 格子の表は、セルに大きい数値や長い文字列が入力されている場合は、見た目が窮屈になりがちです。ほんの少し工夫するだけで、表が見やすくなるだけでなく、ほかの人とはひと味違った表に仕上げることができます。また、作成した表のスタイルをテンプレートとして保存する方法も解説しているので、別の機会に使い回すこともできますよ。
10位:図や写真入りのExcelファイルのサイズを小さくするテクニック
- 【Excel】写真入り資料のサイズが大きすぎてメールできない!エクセル画像圧縮テク(2019年4月22日掲載)
表やグラフだけでなく、図版や写真入りの資料を作成するのにExcelを活用している人も少なくないと思います。でも、たくさんの図版や写真を貼り付けたらファイルサイズがいつの間にか巨大になってしまい、メールで送れなくなってしまった……という経験はないでしょうか。この記事では、図や写真入りのExcelファイルのサイズを小さくする方法を解説しています。図や写真でファイルが巨大になってしまった時に、ぜひ役立ててみてくださいね。
下半期も業務に役立つ記事をお届けします!
今回の記事では、2019年上半期によく読まれた記事トップ10をランキング形式で紹介しました。この半年間を振り返ると、やはり改元関連の記事が特に多く読まれましたが、それ以外では表示形式や入力規則に関する記事や、作成した表の見た目を整えるヒントになる記事に多くのアクセスがありました。
下半期も、業務で役立つExcelのテクニックを厳選して解説していきますので、楽しみにしていてくださいね。
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