毎週窓の杜で掲載された記事の中からアクセス数の多かった上位10件を紹介する「記事アクセスランキング」。今年最後の総まとめとして、年内に掲載された記事すべてを対象に集計したのが「年間記事アクセスランキング」だ。今回は、2003年12月15日から2004年12月12日までのアクセス数を集計。ちなみに、昨年の年間記事アクセスランキングは、マルチメディア関連の記事に人気が集まる結果となり、とくに“DivX”への注目度が高かった。
今年のニュース記事のアクセス傾向を考察してみると、編集部にて独自の検証実験を行った記事が10位以内に3件もランクインしたことがもっとも目につく。なかでも圧縮ソフトの脆弱性は、多くのユーザーに関わる問題であるため3位という結果だった。一方、意外な結果となったのが、今年“窓の杜大賞”を受賞した「Firefox」に関する記事。窓の杜で「Firefox」を初めて紹介した記事が64位、正式版であるv1.0公開を紹介した記事も97位に留まっている。また今年は多くの脆弱性が発見された年であったが、トップ100にランクインした脆弱性に関する記事は2件のみであった。
|
|
|
「Adobe Acrobat Reader」や「Adobe Reader」の起動速度を向上できる「Adobe Reader SpeedUp」を紹介した記事。最近Web上では、さまざまな資料がPDFファイルで公開されるケースが多いため、「Adobe Reader」の起動時間に悩まされていた人が多かったようだ。 |
|
|
|
印刷可能な各種ファイルをPDFファイルに変換できる「PrimoPDF」を紹介した記事。市販のPDF文書作成ソフトとは異なり、しおり付加や暗号化機能などがないものの、フリーソフトという点で人気を集めたようだ。 |
|
|
|
数多くの圧縮・解凍ソフトに存在する脆弱性を編集部にて検証し、結果や解決方法などを紹介した記事。本脆弱性は、ファイル交換ソフト「Winny」を媒介とする“ぬるぽウイルス”へと悪用され、多くのパソコンユーザーに被害が及ぶという残念な結果となってしまった。 |
|
|
|
送受信メールやローカルファイルなどをリアルタイム監視できるウイルス対策ソフト「avast! 4 Home Edition」を紹介した記事。無料のユーザー登録さえ行えば、本ソフトの利用はもちろん、定義ファイルやスキャンエンジンのアップデートまで無料。有料が常識のウイルス対策ソフトにおいて、本ソフトの存在意義は大きい。 |
|
|
|
悪意のあるGIF画像を表示すると、IEなどのアプリケーションが異常終了する問題を検証した記事。検証から、IEコンポーネントになんらかの問題があると推測できるが、Windows XP SP2 RC2上では本問題を回避できるという興味深い結果となった。 |
|
|
|
Windows XPの起動を高速化できる「TuneXP」を紹介した記事。システムファイル全体を、読み書きが速いハードディスクの外周に書き移す仕組みで、今までもない斬新なアイディアが多くの読者に受け入れられたようだ。 |
|
|
|
検索サービス“Google”の仕様が変更された際に、同サービスを利用してWeb検索ができるオンラインソフトで発生した問題を紹介した記事。日頃“Google”を利用してWeb検索をする人が、いかに多いのかを垣間見ることができる。 |
|
|
|
IE 6.0で閲覧中のFlashアニメーションを手軽に保存できる「Flash Saving Plugin」を紹介した記事。IEにはでWeb上のFlashアニメーションを保存する機能がないため、IEキャッシュから手動で探し出す必要があり、痒いところに手が届くオンラインソフトらしいソフトだ。 |
|
|
|
複数のMP3ファイルの音量を音質劣化なしに一定化できる「MP3Gain」を紹介した記事。“iPod”をはじめとするポータブルオーディオプレイヤーが流行した、今年ならではのソフトと言えるだろう。 |
|
|
|
Windows XP SP2に月例のセキュリティ修正プログラムが、正常にインストールできない問題を紹介した記事。最悪の場合、Windows XP SP2が起動しなくなるケースもあったため、問題に直面していないユーザーからの関心も集まったと考えられる。 |