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【第134回】
アスキーアートとビーズ細工
(05/11/28)
窓の杜高校、超パソコン部の部室。
あらあら、めも理ちゃん。今日はクラスで聞いたことに関して質問があるようですね。
友人関係の質問なのでしょうか?
アスキーアート
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ねえねえ窓太、“アスキーアート”って何?
学校で同じクラスの人たちが『アスキーアートにはまってる』と言っていたの。だから、話題についていくために何なのか知りたいのよ。
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そうですね、アスキーアートはビーズ細工のようなものですよ。
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ビーズ細工?
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そうですよ。めも理ちゃんの友達作りのために、少しお話することにしましょう。
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ビーズ細工
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めも理と窓太の4コマまんが 「アスキーアート」 |
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では、めも理ちゃん。ビーズ細工が何かを知っていますか?
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知っているわよ。さまざまな色や大きさのビーズを糸でつないで、動物や乗り物、人形などを作る手芸よね。昔やったことがあるわ。
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そのビーズ細工と同じように、小さな部品を組み合わせて絵を描くことがパソコンでもあるのです。
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へー、それはどんな部品を使うの?
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使うのは、英数字や記号、漢字、カタカナといった文字です。テキスト文字を部品に使って絵を描くことをアスキーアートと呼びます。
少し、実例を挙げてみますね。
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● スマイル(等幅フォント用)
● メール(等幅フォント用)
● 窓太(プロポーショナルフォント用)
● めも理(等幅フォント用)
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へー、文字が集まっているだけなのに絵に見えるわね。
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文字を組み合わせて描いたこのような絵は、メールマガジンやWeb上の掲示板などに掲載されることもあるので見たことがあると思います。
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そう言われれば、文字だけで描いた絵は見たことがあるわね。
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そうだと思います。
このようなアスキーアートは、絵の部品となる文字の使い方によって、2つの種類に分けることができます。
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どういった種類なの?
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1つは、文字自体の形をそのまま絵の輪郭に当てはめたものです。
1~3行程度で描かれる顔文字など、絵全体のサイズが小さいアスキーアートは、このタイプが多いですね。
さきほどの、“スマイル”や“メール”、私の絵などがこの種類のアスキーアートです。
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なるほど、文字の形がそのまま絵の一部になっているわね。
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もう1つは文字の濃淡や粗密を利用して、少し遠くから眺めると絵に見えるものです。
これは、絵全体のサイズが大きなものが多いですね。
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さっき見せてくれた私の似顔絵ね。
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そうです。あとは、漫画などのキャラクターを模写したアスキーアートにも、文字の濃淡や粗密で描くタイプが多いです。
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面白そうね。
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また、アスキーアートは文字で絵を描くため、文字の表示フォントが重要な要素になります。
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どう重要なの?
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メールソフトでテキストメールを表示する場合、等幅フォントを利用することが多いです。
そのため、メールマガジンなどに掲載するアスキーアートは、等幅フォントで表示することを前提に文字の組み合わせを考えて作成します。
またWebブラウザーでは、Webページ上のテキスト文字を、プロポーショナルフォントで表示ことが多いのです。
ですから、掲示板などのWebページに掲載するアスキーアートは、プロポーショナルフォントで表示することを前提に作成します。
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へー、そういう違いがあるんだ。
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等幅フォントとプロポーショナルフォントは、以前教えたことを思い出してください。
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それじゃあ、等幅フォント用のアスキーアートをプロポーショナルフォントで見たらどうなるの?
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それでは実際にフォントを変えてアスキーアートを表示してみましょう。
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● 窓太(プロポーショナルフォント用を等幅フォントで表示)
● めも理(等幅フォント用をプロポーショナルフォントで表示)
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部品となる文字の位置が少しずつずれてしまうので、アスキーアートの作者が意図した絵を正しく表示できません。
プロポーショナルフォント用のアスキーアートを等幅フォントで表示したときも同様ですね。
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なるほど。アスキーアートは正しいフォントで表示して初めて絵になるのね。
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そうです。
アスキーアートは、部品の文字を選び出すだけでも大変です。さらに、同じ絵を描く場合でも表示フォントが変われば文字の組み合わせも変わってくるため、ゼロから作成するには時間がかかります。
そこでアスキーアートつきのメールを友人に送りたいときや、アスキーアートを掲示板に書き込みたいときなどは、あらかじめ完成しているフリーのアスキーアートをWeb上などから入手するとよいですよ。
また、アスキーアートを文書などへ簡単に貼り付けられるソフトや、画像をもとにして、鉛筆画のようなアスキーアートを自動で作成してくれるソフトを利用するのもよいでしょう。
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オリジナルのアスキーアート
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ねえねえ、窓太。私もアスキーアートを作ってみたわ。
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へー、めも理ちゃんがですか。一体どういったものを作ったのですか?
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ふふふ、見て驚くなかれ、大傑作ぞろいよ!
まずは“◎”!
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何ですか?
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ドーナツよ。次は“△”!
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何ですか?
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見たままじゃない。おむすびよ。次は“日”!
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何ですか?
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コップに入ったジュースよ。
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……。
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あれ、どうしたの窓太?
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えー、アスキーアートは、文字を組み合わせて作るって説明しましたよね。
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えっ、そうだったっけ?
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そうですよ。せめて2文字以上組み合わせて絵にして下さいよ。
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今回出てきた用語の解説
【アスキーアート】 テキストの文字や記号を組み合わせて作った絵のこと。文字自体の形をそのまま絵の輪郭に当てはめたものと、文字の濃淡や粗密を利用して描くものの2種類に分かれる。
また、等幅フォント専用に作られたものや、プロポーショナルフォント専用に作られたものがあり、それぞれ対応するフォントで表示しなければ絵の形が崩れてしまう。
(クロノス・クラウン:柳井 政和)
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